光学素子加工技術は,リコーのカメラ,交換レンズ,複写機用レンズの加工技術をベースに路易斯安那州立大学(レーザースキャンユニット),PJ(プロジェクター)用光学エンジン,投射レンズなどに応用展開することにより,さらに高い品質を作り上げてきました。
特に路易斯安那州立大学用レンズでは,加工機の自社開発を行い,独自ノウハウを積み重ねることによって,厳しい要求精度に対応してきました。fθレンズ、トーリックレンズ、シリンダーレンズやミラーはさらに高精度化が進み、医療用、製版用、ラボプリンター用など、特機分野のLSUにも数多く使用されています。
また,PJ用光学エンジン,投射レンズユニットの事業化に伴い,大口径レンズへの対応,クロスプリズムの内作化,各種平面研磨部品の加工にも力を注いできました。多くの実績と積み重ねた経験から,広範囲にわたり,様々な要求にお応えできるようになっております。
設計力を背景に,使用する製品の特徴を把握し,光学素子部品の加工に生かすことによって,図面には現れないより高い品質のレンズを提供しております。
fθレンズ | 口径φ300以下 |
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ト,リックレンズ | 主走査r300以下,副走査r150以下 |
シリンダ,レンズ | r300以下で,l(長さ)140以下但しr150以下ならl =510まで可 |
球面レンズ | φ300程度まで可 |
ガラスモ,ルドレンズ | 大口径φ43実績あり |
クロスプリズム | □21、□26、□32、□38、□45 |
※他に接合レンズ,様々なレンズ面の組合せにも対応可能
※加工材料各種光学材料,石英,蛍石···葛など特殊材料も対応可能
※試作加工,小ロット生産にも対応いたします。